その他

愛を込めて Debussy – Clair de lune

ちょうど一年前の今日、父は自宅にて永眠しました。2年近くの闘病期間があったため、家族の私たちは全く予想をしていなかったというわけではなかったのですが、それでも父の死を受け入れる覚悟ができないまま、また、理解できないまま時間ばかりが過ぎていき、その日を迎えてしまうことになったような気がしています。そして一年経った今でも、まだはっきりとした輪郭を捉えることができずにぼんやりとしか理解できないままでいるような気がします。父のいないこの世界がまだ信じられないような、よくわからない状態でいるのを敢えて自分で放置しているような、そんな一年でした。この地球に確かに存在するのは、全ての生命は草木のように新しく芽吹き、鮮やかな花を咲かせ、そして時間の経過と共に枯れ、朽ちていく、という掟なのだということを思い知らされた一年でもありました。 そんな中、私達の心の支えとなったものの一つに音楽があります。父はギターを心から愛し、常に傍に置きいつでも弾くことができるようにしていましたが、徐々にギターを弾くこともできなくなっていきました。癌による疼痛が出てきてから、何かしら痛みを抑えることができないかと私達家族は色...
ご挨拶

お知らせ

当ブログ筆者である「ほろよい爺さん」こと私の父は3月28日に自宅にて息を引き取りました。 一昨年前の春に癌が見つかってからの二年近くに及ぶ闘病生活の中で、心から愛するギターを弾き、ブログに載せることは、紛れもなく父の生き甲斐のひとつとなっていたことでしょう。 当ブログをご覧いただいていた皆様、そして温かい言葉をお寄せくださった方々、大きな力を貸していただいことに心より感謝いたします。 最後の数ヶ月に及んでは、ギターを抱えることさえも難しくなり、残る力を振り絞るかのように演奏をし録音していました。 私が物心つくかつかないかという頃からずっと父のギターの音を聴いて育ったように、ギター無しでは父の人生は語れないという程にギターという楽器は父の精神の中核を成していたと思います。 「これから弾く曲」という結構な厚みのある楽譜フォルダが父の棚に残されているのも、まさに父のギターへの情熱を物語っています。 音や言葉に対し非常にこだわりを持つ父でしたので、恐らく自身の言葉で当ブログをしめたかったことと想像しておりますが、本人に代わりここに家族からのお知らせといたします。 今後も当ブログ及び動画を大勢の...
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おもいでのアルバム ギター

作詞 増子とし 作曲 本多鉄麿録音 2023.3.7 若いお母さんと元気な子供達の姿が目に浮かんで来ます。
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高原列車は行く ギター

唄 岡本敦郎 作詞 丘灯至夫 作曲 古関裕而 高原列車は行く高原列車と言うと八ヶ岳山麓草軽電鉄などを思い出すけれどここは中央線の思い出。信州方面の山へ行った帰りはいつも中央線の鈍行。忙しいサラリーマン達が込み合った急行に荷物と共に詰め込まれる姿を見ながら今日中に着けば良いからと4人掛けのボックスシートに足をのばしてのんびりと高原の景色に見とれる。鈍行はやたら待ち合わせが多く後続の急行が通り過ぎてまた動き出す。駅弁も楽しみで韮崎駅の駅弁は包装紙が綺麗で一味違っていた。甲府はぶどう、停車時間中に慌てて買って席に戻るけどつわものはベルが鳴り出してから悠然と乗り込む。笹子辺りまで来ると薄暗くなり車窓の中迄山並みが迫り気圧される感じ、いつの間にかすっかり暗くなりやがて窓一面ネオンが輝くとやっと新宿。花束を投げる牧場の乙女はいないけど印象に残る高原列車だった。
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うれしいひな祭り ギター

作詞 サトウハチロー 作曲 河村光陽録音 2023.2.28
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母さんの歌 ギター

作詞・作曲・編曲 窪田聡 日本人にとって白いご飯に飽きが来ないように童謡や唱歌も同じ気持ちです。
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メルツのロマンス ギター

Johann Kaspar Mertz 1806-1856 オーストリア録音 2023.2.24
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コストの舟歌 ギター

Napoleon Coste 1805-1883 仏録音 2023.2.22これも初歩のギターの定番曲、自然な音の流れに小舟が水に揺れる情景が浮かび上がって来るよです。
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舟唄(昭和54年)八代亜紀 ギター

作詞 阿久悠 作曲 浜圭介録音 2023.2.20 高倉健の映画 ”駅” で倍賞千恵子と二人場末の食堂でのシーン中流されるこの唄、映画の筋は込み入って分からなかったけれどこの場面はとても印象に残っています。
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ヘンツェのノクターン ギター

録音 2023.2.18 初歩のギターの練習曲の定番のような曲それでも初歩のギター曲なりに良く出来ています。