その他

その他

愛を込めて Debussy – Clair de lune

ちょうど一年前の今日、父は自宅にて永眠しました。2年近くの闘病期間があったため、家族の私たちは全く予想をしていなかったというわけではなかったのですが、それでも父の死を受け入れる覚悟ができないまま、また、理解できないまま時間ばかりが過ぎていき、その日を迎えてしまうことになったような気がしています。そして一年経った今でも、まだはっきりとした輪郭を捉えることができずにぼんやりとしか理解できないままでいるような気がします。父のいないこの世界がまだ信じられないような、よくわからない状態でいるのを敢えて自分で放置しているような、そんな一年でした。この地球に確かに存在するのは、全ての生命は草木のように新しく芽吹き、鮮やかな花を咲かせ、そして時間の経過と共に枯れ、朽ちていく、という掟なのだということを思い知らされた一年でもありました。 そんな中、私達の心の支えとなったものの一つに音楽があります。父はギターを心から愛し、常に傍に置きいつでも弾くことができるようにしていましたが、徐々にギターを弾くこともできなくなっていきました。癌による疼痛が出てきてから、何かしら痛みを抑えることができないかと私達家族は色...
その他

不思議な事 蝶々と赤とんぼ

母親の生前の話に、買い物に家を出て下町を歩いていた時友達の家の近くで珍しく蝶々が身に纏わりついて歩いていても何時までも離れない、一体どうした事かと思ったと、そのすぐ後この長年の親友の亡くなった事を知らされてああ彼女が蝶々になって逢いに来たのかと思ったと。一昨日散歩に出ようと玄関から庭に出たら珍しく赤とんぼが狭い庭の中をぐるぐる旋回して自分の頭の直ぐ近く迄飛んで来てはまた一回りする、何か帽子を仲間と勘違いでもしたのかと思う程何度も何度も目の前迄飛んで来ては一回りする。一体どうしたのかと持っていたビデオカメラで録画したけれど何時迄も繰り返し切りが無いので表にでた。翌朝大事な人の亡くなった知らせを受けた。家内に言われてああそうかそうだったのか逢いに来てくれたのかと心底思った。<時計 El Reloj ギター 録音 2022.9.24> <菅原洋一さん>
その他

今日から7月!

暑い日が続き各地で最高気温やら熱中症のニュース、有難くない。夕方庭の草花がぐったりしていたのでたっぷり水をやったら今朝は皆ピンピン、健気なもの。昨日は散歩がてらに足を延ばしてスーパーで間に合わせの野菜を買おうとトマトやネギ、きのこなど籠に入れてレジに近づいたら財布を持って来なかった事に気付いた。恥ずかしながらそれぞれ元の位置に戻したけれど財布を持たないで外出などあり得ない、どうした事か、単なる暑さボケなら良いけれど。 音が無いのは寂しいので横着して以前のファイルを貼りました。 <みかんの花咲く丘 ギター>
その他

第9回野島稔よこすか・ピアノコンクール

明日ありと思う心の仇桜、で億劫な気持ちを奮い起こして傘をさしてちょっとだけ聞いて来ました。疲れるので今回は6,7人だけ聞いて来ました。雰囲気を味わい刺激を受ければ良いのではと。出演者は皆有名な音大卒などの長いキャリアを積んだであろう若者達。一次予選で課題曲はショパンの前奏曲より1曲とドビュッシー他数名の指定された曲よりの選曲で8~10分。来る日も来る日も練習に明け暮れたであろう本番、結果は兎も角必ず得るものは大きいでしょう。随分以前、毎年年末の恒例行事のように上野のギターコンクールを聞きに行っていた時も結果が出ず毎回チャレンジする人がいたけれど凄い事だと感心したけど確実に力を付けていた。今回は平日の為か会場は審査委員の他30人位しか姿が見えない。このコンクールはレベルは高く内容もピアノやギターの発表会などよりも面白い位。ギターでもピアノでも曲を思うように弾く事は本当に難しい事、若い人達のこれからの健闘を願うだけです。また二次か本選を聞けたら良いなと思います。
その他

5月13日 雨

ai <寝言戯言>朝テレビをつけたらキーシンさんがショパンを弾いていた。暫く聞いていたけれどさすが完璧な演奏(のような感じがした)初めての来日の当時全集を車の中で聞いていた事があるけれど分からないながらも面白く聞いていた。それにしても自分の中では未だあどけない若者のキーシンさんがもう50歳を超えた立派な男性で驚いた。
その他

野島稔さん

東京音楽大学長の野島稔さんが9日に亡くなられました。横須賀市出身の有名なピアニストで2006年設立の野島稔よこすか・ピアノコンクールの審査委員長としても音楽の振興に活躍していました。2018年に聞きに行った後、前回はコロナで中止、今回は出来れば久しぶりに聞いてみたいと思っていますが何とも残念です。
その他

寒の戻り

東京育ちのお上りさん 山野楽器でゲット、編曲はちょっと物足りないようだけど色々弾いて見たい曲がありそうです。 <寝言戯言>子供の頃一時我が家は中原街道沿いにありました。通りを挟んで真ん前のお菓子屋に行く時は車の来ない時を見計らって渡りました。未だ信号は無くて車も少ない時、偶に黒い大きなキャディラックが通るのを見るのが楽しみでした。年に何回か前の通りの穴を埋めたり補修する人の姿を見るとその数日後に天皇陛下の車が通り過ぎました。葉山の御用邸へ行かれたのでしょう。未だ高架でない私鉄の踏切も上がったまま。昭和、平成、令和と幸い戦争のない生活を送って来れました。随分平和ボケしてしまった感じですが人間の知恵を結集して何としても戦争だけはしてはいけないとウクライナの惨状を見せつけられて思います。戦争の経験者が数少なくなって来た今の日本が心配です。
その他

今朝の一枚 なんちゃって

庭に放っておいたシンビジウムが健気に花開いた。 昨日迄こんな事になろうとは夢にも思わなかったであろう狂気の現実、しかも自然現象でない権力を一手に握った人間による人災。これからどうなる事か言葉が無い。
その他

Gohar Vardanyanさんをどうぞ

こういう地道な練習を若い頃からやっていたらどれ程良いか。 春、モグラ活動開始 <寝言戯言>資源ゴミを出す日、時々保存状態も良い立派な全集や図鑑などがまとまって積まれているのを見かける。廃品に出す人も誰かが再利用してくれたらと思っているであろうけれどどうにもならない。本当に勿体ない事だと思う。高齢化が進み先の事を考えて色々思い切って処分する物が多くなっているのだろう。自分もレコードやカセットテープを何時か処分しないと。勿体ない事だ。
その他

2月7日

コゲラ <寝言戯言><発見>お宝発見、残念ながら我が家には何~んも無い。誰でも子供の頃から大人になる迄の長い間にはいくつもの発見があるでしょう。発見は別の言葉で言えば悟り、鉄棒で初めて逆上がりが出来た時、自転車を倒れないで漕ぎ続けて乗れた時、水泳で浮く事が出来た時などなど。人間はチャレンジしている限り歳を取っても発見がある。ギターも練習をしていると色々な発見がある。発見はとても大事な事ではあるけれど時間が経つとすぐ元の木阿弥、だから常に練習を繰り返して行かないといけないようだ。