音の長さを取る事

練習日記

ギターを弾いていて音の長さを正確に取ろうとして数える事は良くある。
2と3の区別のように初歩的な段階での数える事は別として
もう少しその後の事で:
音の長さを丁度良く取る事
曲を弾いていて音の長さが分からなくなってしまう事は時々ある。
例えば符点をどの位延ばすかなど、例えばシャコンヌの出だしの符点の長さなど。
弾いている時は弾く事に苦労して肝心の音を聞く余裕が無くなり
録音を聞くと音が詰まっていたり間延びしていたり自分には良くある。
先日遅まきながら気付いた事はこのような時音の長さを数えない事
大事だと。正確に言うと何よりも先ず音に耳を傾けてしっかり長さを体で
感じる事、音の長さをしっかり聞きながら必要に応じて静かに1と2となどと
視覚的に流すような感じで。安易に1と2となどと数える事はその事で既に
音から耳が外れてしまう。

関連して思い当たった事は、以前絵の先生が良く言った事で写真を見て描いた絵は
直ぐ分かると、写真など見ないで実際のものを見て描きなさいと。先生は風景画を
見ても実際の現場を知らなくてもこの角度はこうじゃないはずだよ、とか良く
言っていたけれど絵をしっかり見れば感覚的に感じるものだと言う事が今回の
音の長さでの気付きと共に今にして感じた事でした。聞く事、見る事共通している。

花はほんの一時なので写真にでも撮ってやらないと
花だって人に見られて喜ばれれば嬉しいだろう。(?)



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