2023-03-05

guitar

高原列車は行く ギター

唄 岡本敦郎 作詞 丘灯至夫 作曲 古関裕而 高原列車は行く高原列車と言うと八ヶ岳山麓草軽電鉄などを思い出すけれどここは中央線の思い出。信州方面の山へ行った帰りはいつも中央線の鈍行。忙しいサラリーマン達が込み合った急行に荷物と共に詰め込まれる姿を見ながら今日中に着けば良いからと4人掛けのボックスシートに足をのばしてのんびりと高原の景色に見とれる。鈍行はやたら待ち合わせが多く後続の急行が通り過ぎてまた動き出す。駅弁も楽しみで韮崎駅の駅弁は包装紙が綺麗で一味違っていた。甲府はぶどう、停車時間中に慌てて買って席に戻るけどつわものはベルが鳴り出してから悠然と乗り込む。笹子辺りまで来ると薄暗くなり車窓の中迄山並みが迫り気圧される感じ、いつの間にかすっかり暗くなりやがて窓一面ネオンが輝くとやっと新宿。花束を投げる牧場の乙女はいないけど印象に残る高原列車だった。